お肌の乾燥は食事で改善できる!潤い肌を作る食習慣とNG食材

夏の強い日差しや冬の乾燥など、お肌は常に乾燥のリスクにさらされています。

「なんだかお肌がゴワゴワするな」と感じた時、化粧水や保湿クリームなどで、外から潤いを補う方も多いのではないでしょうか?
洗顔後のたっぷり保湿や睡眠前の保湿クリームなど、お肌を外からケアすることはとても重要です。
しかしお肌の水分量は、どんな食習慣をしているかで大きく左右されます。

そこで今回は、お肌の保湿にNGな3つの食習慣と、潤い肌を作るのにおすすめな栄養素5つをご紹介します。
化粧品などを使った外からの保湿ケアだけでなく、体の中から乾燥対策をしてみませんか?

乾燥肌を作る犯人はこれ!3つのNG食習慣

人にはそれぞれ、ついやってしまう習慣があります。
食習慣でもついつい食べてしまうものや、わざわざ避けるなどの習慣があるものです。
しかしその食習慣の中には、乾燥肌にNGな行為が隠れています!

NG食習慣その1:油やお肉を食べない極端なダイエット


この記事を読んでいる方の中には、美容や健康ためダイエットに励んでいる方も多いのではないでしょうか。
ダイエットの中には必要以上に油を控えたり、お肉をまったく食べなかったりと、食事を極端に制限するものがあります。

しかしこのようなダイエットは栄養も偏り、お肌に必要な栄養も欠乏してしまうので、絶対NGです!

ダイエット目的で野菜中心の食事を心掛けることは、ビタミンを摂取するという意味ではお肌にとって良い習慣です。
しかしそれだけでは逆効果なのです。

お肌はタンパク質を主成分として作られているので、お肉などのタンパク質を極端に控えると正常なターンオーバーが行えず、肌のバリア機能が低下してしまいます。
また極端に油を控えることも、お肌の潤いに必要な油分の摂取を阻害することなので、これらの食生活は結果として乾燥肌を招いてしまいます。

お肌に必要なビタミン類は、油と一緒に摂取することで吸収力がアップします。
野菜中心の食事を心掛けている方はプラスアルファでお肉を加えると、タンパク質と適度な油が摂取できるのでおすすめです!

NG食習慣その2:水分の不足or過剰摂取


人間の体の約70%は水分でできています。
そのため体内の水分が不足すると、運動機能の低下や健康状態にも異常をきたすことは、皆さんもご存知ですよね。
そして体内の水分不足はお肌のバリア機能も低下させるため、水分摂取量が落ちる冬の時期には、乾燥肌に悩む人が増えるのです。

体内を正常に保つために欠かせない水分ですが、実は摂り過ぎも体に負担をかけてしまいます。
ダイエットの一環で大量の水を飲むことを習慣にしている方もいますが、水の過剰摂取は腎臓に過度の負担がかかるため、肌が荒れる原因に繋がります。

NG食習慣その3:過度の飲酒


「その2」で体内の水分量のお話をしましたしが、過度のアルコール摂取は体内の水分量を低下させます。
そのためお肌の乾燥を招く原因と言えます。
また、お酒のお供としてよく食べられている「おつまみ」の多くには、大量の塩分が含まれていて、これがお肌の乾燥を引き起こすこともあります。
塩分を摂り過ぎると血液中のナトリウム濃度が上がりますが、その濃度を下げるために、体内の細胞から血管へと水分が移動してしまうのです。
お酒もおつまみも、節度のある量を楽しみましょう。

その他NGな食品

上記の食習慣だけでなく、そもそも摂取しない方がお肌のためになる食品もあります。
代表的なものを挙げてみましょう。
◆カフェイン
利尿作用のあるカフェインは、体内から水分を排出してしまうので、水分不足になりやすいです。
また、カフェインを摂りすぎると胃が荒れてしまい、お肌に必要な栄養素を吸収できなくなります。
カフェイン自体にも亜鉛やミネラルの吸収を阻害する作用があります。
必要な栄養を吸収できないお肌は、コラーゲンを作れなくなって乾燥が進んでしまいます。

◆アルコール
「過剰摂取はよくない」とお話ししたアルコールですが、実は少量の飲酒でも美肌にとってデメリットがあります。
飲酒によって摂取したアルコールは、肝臓で分解されます。
その時に消費されるのが水分やビタミン、亜鉛といった、美肌作りに欠かせない成分です。
普段からこれらの成分を充分に摂れていればいいのですが、せっかく摂った美肌成分をアルコール分解に消費されては、もったいないですよね!

◆冷たい飲食物
暑い夏にはついつい口にしてしまう冷たい飲食物ですが、これも乾燥肌対策にはNGです。
「冷えは万病の元」なんて言われ方をすることもありますが、これは血行不良や新陳代謝の低下を招くことに由来しています。
スキンケアの一環としてビタミン豊富な生野菜サラダを食事に取り入れている方も多いと思いますが、生野菜ばかりでは体を冷やしてしまいます。
しかしパプリカかぼちゃなどは火を通してもビタミンが壊れないので、温野菜サラダとして食事に取り入れるのもおすすめです。

◆スナック菓子・ファストフード
多量の塩分飽和脂肪酸を含むこれらの食べ物は、乾燥肌を招くだけでなく、健康にも良いとは言えません。
どうしても食べたくなったら、一度でドカ食いをするのではなく、ほどほどの量を楽しみましょう。
また、塩分の排出を助けるカリウムを含んだ野菜と一緒に食べるのもおすすめです。
スナック菓子やファストフードを食べるときは、バナナアボカドをお供にしてみてください!

内側からのケアも大切!乾燥肌を撃退する5つの栄養素

乾燥肌対策やスキンケアのためだと言っても、あれもダメ!これもダメ!では世知辛いですよね。
乾燥肌を改善して潤い肌を作るには、やはりストレスを溜めないことも大切です。
乾燥肌対策にNGな習慣がある人は、代わりに乾燥肌対策に効果的な「潤い栄養素」を摂って挽回しましょう!

潤い栄養素その1:たんぱく質

人間の体の細胞は、たんぱく質が主な成分です。
お肌の細胞ももちろん同じで、たんぱく質を充分に摂取することでターンオーバーが正常化したり、コラーゲンや天然保湿因子の形成が促進されたりします。
さらにたんぱく質の摂取は、筋肉を作ることで基礎代謝を上げ、ダイエットにも効果があるのだとか。

潤い栄養素その2:オメガ3系脂肪酸

美容や健康にとってマイナスイメージの強い脂質ですが、お肌の潤いに不可欠な要素でもあります。
脂質には健康に悪影響を与える「飽和脂肪酸」と、積極的に摂るべき「不飽和脂肪酸」がありますが、オメガ3脂肪酸は、健康に良いとされる不飽和脂肪酸の代表格です。
血行促進やターンオーバーの正常化をはじめ、皮膚にツヤを与え乾燥から守ってくれるなど、美肌作りに欠かせない働きがあります。

潤い栄養素その3:亜鉛

人の体にとって重要なミネラルである亜鉛は、不足するとさまざまな不調を引き起こします。
亜鉛不足による不調には、免疫力の低下味覚障害などが挙げられますが、皮膚や爪の異常を引き起こすこともわかっています。
「なんとなく調子が悪い」と感じる場合は、亜鉛不足が原因の可能性もあります。
亜鉛は魚介類や肉類に豊富に含まれていますので、乾燥肌対策だけではなく、健康維持のためにも積極的に摂取しましょう!

潤い栄養素その4:鉄分

「鉄分不足」と言えば貧血を思い浮かべる方も多いと思いますが、実はお肌にも悪影響を及ぼします。
鉄分は、お肌のハリを作り出すコラーゲンやエラスチンの生成に関わる栄養素です。
そのため不足すると、ハリのない乾燥したお肌になってしまいます。
また、鉄分が不足したお肌には痒みの症状が出ることもあり、乾燥肌に拍車をかけることにもなりかねないのです。

潤い栄養素その5:ビタミン類

◆ビタミンA
乾燥肌対策でまず摂りたいのは、ビタミンAです。
不足するとお肌のバリア機能が低下し、乾燥などの肌荒れを起こしやすくなります。
ニンジンなどの野菜に多く含まれている栄養素です。

◆ビタミンC
お肌にハリが欲しい場合は、ビタミンCです。
コラーゲンの合成に欠かせないビタミンで、お肌に良いことで知られていますよね!
苺や柑橘系の果物、ブロッコリーなどの野菜にも豊富に含まれています。

◆ビタミンE
若々しさを保ちたいなら、ビタミンEです。
血行を促進して代謝を高めるほか、抗酸化作用による細胞の若返りにも効果が期待できます。
カボチャなどの緑黄色野菜に豊富に含まれています。

◆ビタミンB2
乾燥肌とテカリが混在するお肌の対策には、ビタミンB2です。
脂質の代謝を促し、お肌の潤いを守るのに欠かせません!
レバーやアーモンドに豊富に含まれています。

◆ビタミンB6
無理なダイエットで乾燥肌になってしまった場合には、ビタミンB6です。
「潤い栄養素:その1」でご紹介した「たんぱく質」の代謝に欠かせない成分です。
肉類に豊富に含まれていますが、ささみなどの鶏肉には特に多く含まれています。

まとめ

過度なダイエットや偏った食生活は、お肌にも健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。
極端に脂質を控えたりお水を大量に飲むなどの行為は、お肌の生成に必要な成分を失うことになり、乾燥肌対策にはNG行為なので注意しましょう。

お肌を健やかに保つためには、毎日のスキンケアも重要です。
しかし体の中から潤い肌を作るためには、バランスの良い食事を摂るよう、食習慣の見直しも大切なのです!