“塗るだけ”じゃもったいない!ボディクリームの効果を最大限に引き出す方法

顔と同じように、手や足、デコルテなどのボディケアも、年齢肌対策や健やかな素肌を保つためには欠かせません。
中でもボディクリームは、乾燥から肌を守り、潤いをキープするための心強いアイテムです。

でも、「毎日塗っているのにカサつく…」「むしろ肌トラブルが増えたかも?」そんなお悩みを感じたことはありませんか?
実は、使い方ひとつでボディクリームの効果は大きく変わるんです。

この記事では、今日から実践できるボディクリームの効果的な使い方と、肌の状態や時間帯に合わせた使い分けのコツをご紹介します。
「なんとなく塗ってる」から卒業して、もっと肌が喜ぶケアを始めましょう!

そもそも「ボディクリーム」って何のために使うの?

「なんとなく乾燥対策に…」と使っている方も多いボディクリーム。
でも実は、使い方次第で保湿だけでなく、心と体に嬉しい効果があるってご存知でしたか?

ボディクリームとは、名前の通りボディ用の保湿クリームのこと。
ボディミルクやボディローションに比べて油分が多く、こっくりとした濃厚なテクスチャーが特徴で、特に乾燥が気になりやすいひじ・ひざ・すね・腕などの保湿にぴったりです。

さらに注目したいのが「香り」。
ラベンダーやローズなど、種類豊富な香りを選べるので、スキンケアしながらリラックス効果や安眠効果も期待できます。

つまりボディクリームは、乾燥を防ぎながら、癒しのひとときまで叶えてくれる頼れる存在。
毎日のケアに上手に取り入れれば、肌だけでなく気分まで整えてくれるはずです。

塗り方次第で差が出る!?ボディクリームの賢い使い方&ベストなタイミング

ボディクリームって、ただ塗ればいいと思っていませんか?
実は、ちょっとした使い方やタイミングの違いで、保湿力や肌のうるおい感がぐんと変わるんです。

せっかくのケアをもっと効果的にするために、今日から取り入れられる“賢い使い方のコツ”をご紹介します。

これを知れば、あなたのボディケアがワンランクアップすること間違いなしですよ!

ボディクリームを塗るベストなタイミング

実は、ボディクリームの保湿力を最大限に引き出すには“塗るタイミング”がとっても重要。
効果的に浸透させるには、肌が【清潔】【やわらかい】【少し濡れている】この3つの条件がそろっていることがカギなんです。

つまり…そのベストな瞬間とは“お風呂上がり”!
この絶好のタイミングを逃さないことで、うるおいの持続力がぐんとアップしますよ。

では、どうやって塗るのが一番良いの?そのポイントも詳しくお伝えしていきます。

効果的な使い方 

1.  ボディクリームを手のひらに出し、両手で温める

ボディクリームが冷たくヒヤッとしている状態で肌にのせると、毛穴が収縮し、せっかくの潤い成分が浸透しにくくなります。したがってボディクリームは手のひらで温めることがポイントです。
肌に浸透しやすくなって、より効果が高まりますよ。

2. 肌が濡れている状態の上から、1パーツごとに塗っていきましょう

濡れている状態でボディクリームを塗る理由は、乳化をさせるためです。
ボディクリームは油分と水分が混ざり合うと乳化し、単体で塗るよりも浸透率が上がります。
この時、肌についている水分が多すぎる場合は、事前に手のひらで水分を払い落としておくと良いです。

3. くるくると円を描きながら丁寧に塗りましょう

肌にある小さなシワにしっかり塗り込むことで、シワの細部まで潤い成分が行き渡ります。
細かいところは、指先を使って優しく丁寧に塗ることがポイントです。
決して強い力で摩擦を与えないでくださいね。

4. 清潔なタオルで優しく水分を拭き取りましょう

ゴシゴシ拭いてしまうとせっかく塗ったボディクリームが取れてしまうので、軽くポンポンと拭き取る程度で良いでしょう。

使うときの注意点

 ・肌に直接のせないこと

ボディクリームを温めることで浸透率がアップするので、肌に直接のせるのではなく、必ず手のひらに出すようにしましょう。

・ささっと塗って終わらせない

ただ塗れば良いと思っている人も多いのではないでしょうか。
ささっと塗るだけでは肌の内部まで潤い成分が行き渡らないので、丁寧に塗りましょう。
併せてマッサージをしながら塗れば、むくみ防止にも繋がるので一石二鳥ですよ。

・適量を使う

1回の適量は部位によって違いますが、100円~500円玉の大きさが目安です。量が少なすぎる場合は、摩擦が刺激となり肌にダメージを与えてしまいます。
また、量が多すぎる場合は、ベタベタが衣類に付いてしまうなどのデメリットもあり不快に感じてしまうことでしょう。
したがって、目的や部位によって適量を使うことが大切なのです。 

より乾燥を防ぐためにできる「+@(プラスアルファ)」

 ・ボディクリームを塗る前に化粧水をつける

化粧水によって肌を潤わせ、肌のキメが整うと、次に塗るボディクリームの浸透率が上がります。
またこの工程は、化粧水が浸透した肌にボディクリームの油分によって蓋をするという役割もあります。
「時間がなくて面倒」という人には、全身にシュシュッと吹きかけることが出来る、スプレー式の化粧水がオススメですよ。

・お風呂の温度は38度~40度、入浴時間は10~15分にする

熱いお湯に浸かっていると、肌が痒くなったことはありませんか?掻きむしって「肌に傷ができてしまった」なんてことも・・・。
実は、かゆみの原因となるヒスタミンという物質が分泌され、さらに肌乾燥を悪化させてしまうのです。
また入浴時間が長いと、水分を保ってくれるセラミド成分が流れ出てしまい、こちらも乾燥に繋がります。

よって少しでも乾燥を防ぐためには、お湯の温度はややぬるめにし、長すぎない入浴時間を意識すると良いでしょう。

おすすめの使い分け

ボディクリームはボディ全体に塗ってあげるほうが好ましいのですが、同じ肌でも部位によって、乾燥しやすい箇所や皮脂がでやすい箇所など肌質が異なります。
目的や部位に合わせて使い分けると、なおGOODです。

ここからは、使い分けるときのポイントをご紹介します。

○部位によって使い分ける

・背中、胸、お腹

皮脂の分泌量が多く、ニキビや肌荒れを起こしやすい箇所です。
油分が多く含まれているものを使うと、さらに肌トラブルの原因となってしまいます。
すなわち、油分が少なくて水分が多めのさらりとしたテクスチャーのものがオススメです。

・手、腕、足

皮脂腺が少なく、カサつきやすい箇所です。
油分多めのこっくりとしたテクスチャーのもので、しっかり保湿しましょう。保湿成分のヒアルロン酸やコラーゲン、そしてオイルなどが配合されているボディクリームを選ぶのもオススメです。

肘はシワがあるので、腕を少し曲げてから丁寧に塗りこみましょう。
膝においても、肘と同様で足を少し曲げた状態で塗ると浸透しやすいです。

・かかと

最も乾燥しやすい箇所です。乾燥を放置しておくと、角質が硬くなり、見た目にも影響が出ます。一度硬くなった角質を柔らかくするのは、普通のクリームではなかなか難しいです。

よって、尿素配合のものを使うと良いでしょう。
尿素は硬くなった角質を柔らかくする作用があるので、かかとの角質ケアに最適です。

・顔

顔とボディでは肌質が異なるので、顔用としても使えるボディクリームを選ぶことが重要です。なぜなら、ボディクリームに含まれる香料が刺激となって肌トラブルを起こしてしまう可能性があるからです。
そういったリスクも考慮して、安心して使えるものを探しましょう。

○季節や目的によって使い分ける

・日中、夏の季節

ベタベタが気になる日中や夏は、さっぱりとしたテクスチャーのものが良いでしょう。
また、ひんやりと清涼感のあるボディクリームは暑い夏にオススメです。

・夜、冬の季節

朝までしっとり感が持続するような、保湿力の高いボディクリームを使いましょう。
乾燥が気になる冬は、ボディクリームにオイルを混ぜて使うことも保湿力を高めるポイントです。

・リラックスしたい時

フローラル系やシャボン系そして柑橘系など、気分によって香りを変えるのもオススメです。
就寝前に塗れば、癒し効果によって好みの香りに包まれながら気持ちよく朝まで眠ることができるでしょう。

・マッサージをしたい時

乾燥を防ぎながら、マッサージをしたい時にもボディクリームは最適と言えます。
マッサージには、唐辛子エキスなどの引き締め成分が配合されているものや、伸びが良いものを選ぶことがポイントです。 

他にも「敏感肌用」「乾燥肌用」「無香料」「微香料」などが販売されているので、肌質によっては低刺激なものを使うことも選択肢の1つです。

まとめ

ボディクリームは、全身の保湿ケアに欠かせない大切なアイテム。
でも、実は「正しい使い方」ができていない人も意外と多いかもしれません。
また、部位によって使い分けることで、乾燥や肌トラブルを防ぐことにもつながります。

今回ご紹介したポイントを意識しながら、ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。
最初から全身に塗るのが面倒…という方は、かかとやひじ、腕など乾燥しやすい部分から始めてOK!
少しずつケアする範囲を広げていけば、無理なく“潤い習慣”が身につきます。

さらにオススメなのが、プラスロン化粧品のスキンローションとの併用。
入浴後、スキンローションで肌にたっぷり水分を与えたあと、ボディクリームでふたをすることで、うるおいをしっかり閉じ込めてくれます。
乾燥に負けない、ふっくらなめらかな肌を目指しましょう。

スキンローション(化粧水) – プラスロン化粧品

顔だけでなく体にも使える全身保湿ローション

お肌に馴染みよく、たっぷりと保湿させるために、厳選された高品質の美容成分を使用。
さらっとした使い心地で肌にスッとなじみ、乾燥しやすい腕や脚、デコルテまでしっかりうるおします。