小じわ対策に必要な3つの『キーワード』と『食習慣』チェック。ハリのはる肌へ

小じわを作る3つの原因

小じわやたるみができる原因には紫外線や加齢など様々ありますが、普段から何気なく食べている食事にも小じわの原因が隠れていたということはご存知ですか?

食習慣が招いてしまう小じわの原因のキーワードは「糖化」「乾燥」「活性酸素」です

小じわの原因① 糖化

糖化とは、過剰に摂取してしまった糖分が肌のハリを支えてくれているコラーゲンなどのたんぱく質と結合してしまうことを指します。
結合したたんぱく質は、「AGEs(終末糖化産物)」と呼ばれ、老化、つまり小じわの原因になっていることがわかっています。

「AGEs」は新陳代謝を阻害し、肌の老化を招きます。

また、肌だけではなく、脳や体組織にも害をなすと言われています。

体内で生成される他には、「AGEs」はたんぱく質と糖を加熱した食品にも含まれており、摂取することで蓄積されてしまいます。

小じわの原因② 乾燥

ダイエットなどで極端にたんぱく質や脂質を控えていたり、水分が足りていなかったり、肌細胞を作る栄養素が足りていないことで肌の乾燥が進むと、小じわの原因になります

また、小じわのできる最大の要因は紫外線と言われていますが、細胞に水分が十分に蓄えられている状態だと紫外線からのダメージが少なく済むので、小じわ対策に水分は大切です。

小じわの原因③ 活性酸素

活性酸素は肌細胞を酸化させます。

酸化した肌細胞は代謝など正常な働きができなくなり、肌のハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが生成されなくなります

また、もともと肌にあったコラーゲンとエラスチンも細胞の酸化と主に破壊されてしまうので、肌からハリが失われ、小じわやたるみを作ってしまいます。

小じわの原因となる食習慣

それでは、小じわの原因となる食習慣にはどのようなものがあるでしょうか?

小じわの原因と関係が深い、3つの食習慣を見ていきましょう。

1)甘いお菓子や炭水化物を食べ過ぎている

甘いお菓子や炭水化物などから糖分を取りすぎてしまうと、「AGEs」が体内で発生する原因になります。

「AGEs」は、摂取し過ぎてしまった糖分の過剰分が、たんぱく質と結びついて作られます。

体内に発生した「AGEs」は肌細胞の炎症を引き起こすことで、機能が低下した肌細胞は代謝ができなくなり、ハリを保つのに十分な水分を蓄えられなくなります

また、代謝が低下すると、新しくコラーゲンやエラスチンを生成できなくなるので、肌のハリの土台も失われていきます。

2)お酒を飲むことが多い

アルコールを飲むことで分泌される成分の一つに「コルチゾール」があります。

「コルチゾール」はコラーゲンやエラスチンなど、肌のハリと弾力を維持する肌組織の代謝を低下させてしまいます

また、アルコールを分解する際に大量の水を消費するので、肌の水分不足が起こり、シワを招きます。

3)喫煙の習慣がある

喫煙は食習慣ではないのですが、口から摂取するという意味で例にあげます。

喫煙は体内に活性酸素を発生させます。

肌細胞が活性酸素によって酸化してしまうと、小じわやたるみの他に乾燥やくすみなどを引き起こし、見た目年齢が上がってしまいます

また、活性酸素を体内から排出するのにはビタミンCが必要なので、タバコを吸った分のビタミンCが美容に生かされないまま失われてしまい、美肌からどんどん遠のいてしまうのです。

食習慣の一部が小じわの原因になってしまうのは中々に衝撃ですが、小じわ対策が体の内側からできるのも、また食習慣です

では、小じわ対策ができる栄養素と食品を見ていきましょう。

小じわ対策ができる栄養素と食品

小じわ対策にはとにかく健康で水分をたっぷりと含んだ肌細胞を作り、口にしたものからコラーゲンやエラスチンを体内で生成していくことが必要です。

小じわ対策にぜひとも取り入れたい栄養素は、

・たんぱく質
・鉄分
・ビタミンC

の3種類です。


たんぱく質

肌細胞を作るメインの栄養素です。

コラーゲンでプルプルな肌になるためには、コラーゲンを食べればいいんでしょ?というのは度々耳にしますが、実は間違い。

コラーゲンもたんぱく質の1種ですが、コラーゲンを食べたからといってそれが直接お肌のコラーゲンになるということは基本的にはありません

なぜなら「トリプトファン」という必須アミノ酸がコラーゲンの生成には欠かせませんが、このアミノ酸はコラーゲンには含まれていないからです。

コラーゲンを肌に蓄えるためにコラーゲンを食べる、というほど単純ではないのです。

コラーゲンを多量に摂取するよりも、良質のたんぱく質を納豆などの大豆製品・魚類・肉などからとりましょう。
良質なたんぱく質はコラーゲンの生成を助けるので、結果として肌にコラーゲンを蓄えることができます。

■たんぱく質を多く含む食品
……肉類(赤身肉や鶏のささみなど)・魚類(マグロやタラ、サバなど)・大豆食品・乳製品・卵など

動物性たんぱく質や乳製品に含まれる脂質よりも、魚類に含まれる脂質の方が肌の健康にいい影響を与えます。

大豆製品も積極的に摂りたいたんぱく質ですので、魚がメインの和食を1日1回入れることでまかなえそうですね。


鉄分

たんぱく質がコラーゲンの素となるということをご説明しましたが、その過程で欠かせないのが鉄分です。

鉄分はコラーゲンの生成に欠かせないアミノ酸を作り出してくれます

女性は特に生理やダイエットなどで鉄分が不足する傾向にありますので、意識して摂取していくことが必要です。

なるべく動物性の食品から摂取するように心がけますと、体内への吸収もスムーズです。

■鉄分を多く含む食品
……カツオ・レバー・牡蠣・ほうれん草・菜の花・卵など

「鉄分にはひじきがいい」と昔は言われていましたが、今はそうとも言えないようです。
ひじきを加工する際、昔ながらの鉄釜で作られたものは鉄分を豊富に含んでいますが、最近はステンレス釜などで作られることがほとんどで、実はあまり鉄分を含んでいません。

ひじきから鉄分を摂る際には、ひじきの製法は鉄釜なのかステンレスなのかを確認してくださいね。


ビタミンC

ビタミンCも鉄分と同じく、体内でのコラーゲンの生成を促進する作用があります

コラーゲンの生成を促進するのと同時に肌の代謝を上げてくれるので、古く機能しなくなった肌細胞から新しく水分を蓄えられる肌細胞へと生まれ変わらせることで、ハリのある、小じわのないみずみずしい肌になることができます。

また、活性酸素の除去にも一役買っているので老化防止には欠かせない栄養素です。

ビタミンCは水溶性のビタミンで、1度にたくさん摂ってもすぐに体外へ排出されてしまいます。

1日3食、毎回何らかの食品で摂れるのが理想です。

■ビタミンCを多く含む食品

……赤ピーマン・パプリカ・ブロッコリー・アセロラ・柿・のり・緑茶など
水溶性のビタミンで体外へ排出されやすいので、1度に大量に摂取するのではなく、1日のうちこまめに摂取する必要があります。
サプリなどを賢く併用するといいですね。

まとめ

肌の状態と食習慣は密接に関わりあっています。

普段から何気なく摂っている食事ですが、少しの意識で、食事から小じわ対策ができます。

小じわ対策には、

・たんぱく質
・鉄分
・ビタミンC

といった栄養素を積極的に摂るよう心がけましょう。

スキンケアも大切ですが、肌は内臓の鏡。
内側からのケアも、心がけていきましょう。