プロも注目！スクワランで叶えるうるおい美肌の秘密

“スクワラン”という成分、聞いたことはありますか？
実はこのスクワラン、保湿やうるおいをサポートする、美肌づくりに欠かせない成分なんです。
普段使っているスキンケアアイテムにも、実はスクワランが配合されていることが多いのをご存知でしたか？

スクワランは、深海に生息するアイザメの肝油や、オリーブオイル、小麦胚芽などから得られる天然成分“スクアレン”に水素を加えて安定化させたもの。
もともと私たちの肌の中にも存在し、うるおいを保つ重要な働きをしてくれています。

しかし、加齢とともにスクアレンの量は減少し、それが乾燥や肌荒れといったトラブルの原因になることも。

では、このスクワランにはどんな特徴や効果があるのでしょうか？さっそく見ていきましょう。

肌にやさしい天然オイル“スクワラン”とは？―その種類と美肌効果に迫る

スクワランは大きく分けると、植物性と動物性の２つに分かれます。
植物性はオリーブオイル、動物性は鮫の肝油から抽出したものです。人間、動物などの哺乳類や植物にも含まれている成分です。
天然由来の成分なので、化粧品などに含まれている鉱物油よりも肌なじみがよく、刺激も少なく肌にとてもやさしい成分です。

また、水分や汗と混ざると肌の表面に皮脂膜を作り、水分の蒸発を防いで潤いを閉じ込めるので高い保湿効果が期待できます。
肌のターンオーバー（肌の新陳代謝）を活性化し、肌のバリア機能で乾燥や紫外線などの外部刺激から肌を守り、みずみずしい柔らかな肌を作ります。

スクワランはクレンジング剤やファンデーションなどにも配合されています。

人の皮脂の中に存在するスクアレンやスクワランが、なぜ美肌効果を保つスキンケアとして最近注目され始めたのでしょうか？

25歳から始める肌の潤い対策――減少する皮脂とスクアレンの関係

人の肌は年齢とともに、皮脂の分泌量が徐々に減少していきます。
それにともない、皮脂の構成成分であるスクアレンの量も自然と少なくなっていきます。
特に女性は、25歳〜30歳頃を境に皮脂の分泌が急激に減りやすい傾向があり、その影響で肌のうるおいバランスが乱れやすくなります。

スクアレンが不足すると、皮脂膜のバリア機能が低下し、乾燥や紫外線などの外的刺激に弱い敏感な肌状態になりがちです。
その結果、シミ・シワ・たるみ・ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。

だからこそ、毎日のスキンケアにはスクワランのような保湿力に優れた成分を取り入れ、水分をしっかり補いながら、肌のうるおいを保つケアがとても大切です。

赤ちゃんにも使えるやさしさ。スクワランの驚くべき保湿＆肌ケア効果

天然由来の成分「スクアレン」は、肌なじみが非常によい保湿成分として知られています。
べたつきが少なくさらっとした使用感で、毛穴を詰まらせる心配もほとんどありません。

スクアレンは、私たちの皮脂膜の構成に欠かせない成分のひとつ。
皮脂は汗や水分と混ざり合い、「皮脂膜」となって肌を守るバリアの役割を果たしています。

このスクアレンに水素を添加して安定化させたのが「スクワラン」。
スクワランは、高い保湿効果に加え、肌をやわらかく保つエモリエント効果や、バリア機能をサポートする美肌効果が期待できます。

さらにスクワランには、アクネ菌に対する殺菌効果や、皮脂の過剰分泌を抑える作用もあります。
そのため、毛穴の詰まりや黒ずみを防ぎながら、ニキビの原因に根本からアプローチしてくれる心強い成分です。

スクワランは水をはじく性質を持ち、色・味・においがほとんどなく、年齢や性別を問わず使いやすいのも特長です。
もともと人の体内でつくられている天然成分なので、赤ちゃんにも使えるほど肌にやさしく、低刺激。
アレルギーやアトピー、ニキビ・吹き出物など、肌に悩みを抱える方にも安心してご使用いただけます。

では実際に、スクワランはどのように使えばより効果的なのでしょうか？