アンチエイジングは何歳から必要?20代にはまだ早いの?

アンチエイジングってそもそも何?

アンチエイジングはその名の通り、老化を防いだり遅らせたりすることを指します。
アンチエイジングは何歳から必要なのでしょう?

20代のお肌はまだツヤやハリがあり、肌の悩みはニキビや乾燥ぐらいしか実感しない人がほとんどです。
しかし、油断しているとすぐに老化が始まり、気が付いたころにはすでに手遅れとなることも!?

アンチエイジングはまだ肌トラブルが少ない20代から始めることで、より早く、長く、若々しい状態を保つことができる絶好のチャンスなのです。
したがって、20代になったらアンチエイジングを意識する必要があるのです。

それでは具体的に、アンチエイジングはどのようなことをすればいいのでしょうか?

アンチエイジングには保湿が不可欠!

年齢を重ねるごとに、肌のコラーゲンが壊されて保水力がなくなり、徐々に潤いが失われていきます。
そのため、アンチエイジングにはまず、肌を十分に保湿することから始めましょう。

一般的に、肌が乾燥しやすい洗顔後やお風呂上がりが、特に気を付けるべきといえるでしょう。
乾燥しやすい状態を放置せず、すぐに保湿を行うようにしましょう。時間がたつにつれてお肌の潤いがなくなり、一気に乾燥が始まるからです。
化粧水や乳液はもったいないからと言って少量を使うのではなく、たっぷりと使いましょう。化粧水や乳液の種類によって使用する分量の目安はありますが、もっちりと潤いを感じるまで塗布し、肌全体的になじませるようにしましょう。
また、顔の皮膚は薄くて非常に敏感なため、保湿する時はこすったり、パンパンと強くたたいたりしないよう気をつけましょう。

保湿は大人ニキビにも効果的!?

大人ニキビの原因の多くは、肌の乾燥化です。
肌が乾燥するとターンオーバーが滞り、古い角質や酸化した皮脂が毛穴に詰まり、炎症を起こしてニキビになります。
食生活の乱れやストレスなども原因になりますが、肌の乾燥を防ぐだけでも改善できる場合があります。つまり、十分な保湿は大人ニキビを防ぐことにも効果があります。

まずは自分の肌に合った化粧水、乳液を探してみましょう。
敏感肌や乾燥肌の人など、人にはそれぞれ肌質や特徴があります。周りの人の口コミなどに左右されがちですが、まずは自分自身の肌を理解してから、化粧品を選ぶようにしましょう。

酷いニキビは放置したり潰したりすると、色素沈着を起こしてシミになったり、凸凹のニキビ痕ができてしまう場合があります。
ニキビを過度にいじったり放置せず、ていねいな洗顔とたっぷりと保湿をして、ターンオーバーを促しましょう。

また、皮脂(油分)が多い脂性肌は、思春期ニキビや大人ニキビに悩んでいても、将来的には乾燥肌になりにく肌質になる場合があります。そのため、年齢を重ねてもハリのある肌を保ち、シワなどの悩みが比較的軽くなる傾向があります。
ベタベタのニキビ肌で悩むことはストレスになり、余計ニキビを悪化させる原因になります。脂性肌を前向きに捉えて、今はたっぷりの水分で保湿させてあげましょう。
それだけでも、アンチエイジングに繋がります。

紫外線もお肌の天敵!?

シミができる主な原因は、子供の頃から浴び続けた紫外線によるものです。
年齢を重ねると代謝が落ち、肌のターンオーバーが滞るため、シミが肌の表面にあらわれるようになります。

したがって、今のうちから紫外線対策を十分に行い、日焼けしないよう心がけることも、アンチエイジングに繋がります。

近年では日傘のように、日光からの紫外線をカットすることのできるものも登場し、使用している方も少なくありません。
また、日焼け止めも日々進化しており、最近では「飲む日焼け止め」が発売されるようになりました。飲む日焼け止めの利点は、従来の日焼け止めと比較して、汗で落ちることがなくプールなどの日焼け対策となることです。
しかし飲む日焼け止めを飲んだとしても100%の日焼け止め効果があるわけではないので、塗る日焼け止めとの併用が推奨されています。

カンタン!家にあるものでお手軽スペシャルケア

ニキビ・乾燥・シミ・シワなどを防ぐために、20代のうちからできるアンチエイジングは、「十分な保湿」です。

  • 暴飲暴食で肌が荒れた時
  • ニキビが酷い時
  • ストレスで肌荒れが目立ってきた時
  • 化粧のりが悪い時
  • 乾燥で肌が粉をふく時
  • 顔がくすんで肌色が悪い時

上記のいずれかに当てはまる肌トラブルは、放置してはいけません。
肌が乾燥して、肌トラブルがさらに悪化して老け顔になる原因になります。

そんな時は、普段のお手入れにプラスして、保湿パックをオススメします。
様々な美容パックが市販されていますが、実は、家にあるラップで簡単に保湿パックすることができます。


  1. コットンに、化粧水または美容液をたっぷり含ませ、顔全体または肌トラブルが気になる箇所に乗せます。
  2. その上から、ラップで顔を覆います。
  3. 5分程度、またはコットンに乾きを感じたら、ラップとコットンを取ります。

たったこれだけで、肌に保湿美容成分が浸透し、モチモチとハリのある潤い肌になります。

ただし、ラップパックには十分な注意が必要です。
ラップで覆った後、コットンが乾いたり5分以上したままにすると、逆効果になってしまいます。コットンに肌の水分が吸い付き、余計に乾燥させてしまいます。
ラップパックは短い時間で、したまま眠ったりしないよう気をつけてください。

体の内側からもアンチエイジング

アンチエイジングに欠かせない栄養素は、「ビタミン」です。
ビタミンは肌の潤いを保つ働きや、抗酸化作用を持っています。したがって肌の調子を保つためには、体の内側から補うのに必要不可欠な栄養素です。

ビタミンは果物や野菜などに多く含まれています。
果物や野菜を摂取せず、偏った食生活を続けていると、肌が乾燥したりニキビができたり、様々な肌トラブルを引き起こします。
アンチエイジングをするために、バランスの取れた食事生活を心がけましょう。

また、日光を浴びることによって体内で生成される「ビタミンD」は、皮膚の形成に必要不可欠な栄養素です。
紫外線を防ぐこともアンチエイジングですが、過度に避けると健康的な肌を保つ妨げにもなってしまいます。
適度に日光を浴びることも、肌にとっては重要なのです。

20代のうちから始める、アンチエイジング

アンチエイジングは年を取ってからではなく、20歳を過ぎたころから意識することが必要です。
なぜなら、一度傷んでしまった肌をもとの状態にすることは、非常に難しいからです。

20代のうちからスキンケアを気を付けることが、今後の人生をより豊かにすることに繋がります。
いくつになってもキレイな自分を保つために、今からでもアンチエイジングを取り入れることが重要です。

みなさんもアンチエイジングで、美しい自分を手に入れてみませんか?