忙しい毎日を過ごしていると、気づけばあっという間に時間が過ぎ、「もう一年経ったのか!」と驚く瞬間も多いものです。
普段は仕事や学校のリズムに合わせて規則正しく生活していても、1年の中には生活習慣が乱れやすい長期休暇がいくつかあります。
年末年始は豪華なご馳走につい手が伸び、ゴールデンウィークには旅行先でご当地グルメを食べ歩き、お盆には実家でお母さんの手料理をお腹いっぱい食べてしまう――
そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。
普段は食生活に気をつけていても、長いお休みのときほど暴飲暴食に走ってしまう傾向があります。
こうした食べ過ぎ・飲み過ぎは胃腸に負担をかけ、体調やお肌にも影響を与えてしまいます。
そこで本記事では、暴飲暴食による体と肌へのダメージ、その改善のためのケア方法をご紹介します。
暴飲暴食が引き起こすお肌とカラダの不調

年末年始は忘年会や新年会などイベントが続き、楽しい反面つい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまう人も多いはず。お正月ならではの豪華な料理やお酒も、その楽しさに拍車をかけます。
しかしその裏側には、肌トラブルを招く原因が潜んでいるのです。
「腹八分目」という言葉があるように、満腹まで食べることは内臓に大きな負担をかけてしまいます。
弱った内臓は栄養を十分に行き渡らせることができず、その影響はお肌にも表れてしまうのです。
では、暴飲暴食はどんな悪影響をもたらすのでしょうか?
内臓に負担がかかるとお肌はどうなる?
宴席で並ぶご馳走には、脂ののった肉や揚げ物など脂質を多く含むものが目立ちます。
さらにデザートのスイーツには糖分もたっぷり。
脂質や糖分は皮脂の過剰分泌を招き、ニキビなどの肌トラブルにつながるほか、肥満の原因にもなります。
その結果、血行不良からお肌のくすみや乾燥を引き起こすことも。
つまり暴飲暴食は体型だけでなく、お肌の調子にも直結するリスクがあるのです。
季節ごとに変わるお肌への負担
肌荒れは食生活だけでなく、季節による環境変化も影響します。
冬の年末年始は、乾燥した空気や室内外の温度差、暖房による乾燥でバリア機能が弱まりがち。
一方お盆の時期は、冷房の効いた部屋で長時間過ごすことで肌が乾燥しやすくなります。
一年を通して保湿ケアを意識することが大切です。
お酒の飲みすぎも乾燥の原因に
乾燥の原因といえば外気やエアコンを思い浮かべがちですが、実はアルコールも大きな要因。
お酒を分解するには大量の水分が必要なため、水分補給を怠るとお肌はどんどん乾燥してしまいます。
さらに、おせちやオードブルなどは塩分が高めで、摂り過ぎればむくみや乾燥の原因になることも。
不規則な生活リズムも注意
長期休暇は暴飲暴食だけでなく、運動不足や睡眠不足といった生活リズムの乱れも起こりやすい時期。
これらは胃腸に負担をかけるだけでなく、お肌の乾燥や不調を招いてしまいます。
食事も生活習慣も、スキンケアの一部と捉えることが大切。節度を持って楽しむことが、美肌と健康を守る第一歩です。
乾燥に負けない!お肌を立て直す3つのステップ
暴飲暴食でダメージを受けた肌を回復させるには、3つのステップが大切です。
毎日の食事やスキンケアに取り入れて、しっかり乾燥対策をしていきましょう。
1)まずは胃腸を整える
食べ過ぎや飲み過ぎで荒れた肌を回復するためには、何よりも先に弱った胃腸を労わることが重要です。
ポイントは「消化にやさしい食事」。
おかゆやうどんは定番ですが、それだけだと炭水化物に偏りがち。
卵を加えてタンパク質を補ったり、山芋のすりおろしをトッピングしたりと、栄養バランスを意識しましょう。
ただし注意したいのは、普段なら胃腸に良いとされる食材でも、弱っている時には負担になることがある点。
ごぼうやレンコンといった根菜類は繊維が多く消化しにくく、海藻類も同様に胃腸への刺激になりやすいため避けるのが無難です。
また、肌や胃腸の修復に欠かせないのは良質なタンパク質。脂っこい肉は消化に負担をかけるので、鶏胸肉など脂質の少ない食材を選びましょう。
胃腸の不調はそのまま肌の不調へ。スキンケアも大切ですが、まずは内側から立て直すことを心がけてください。
2)お肌に必要なビタミンを摂る
胃腸が整ってきたら、次は肌の回復をサポートする栄養素を補給しましょう。
特におすすめなのが ビタミンB群。
ターンオーバーを促進して肌のバリア機能を回復させる働きがあります。
ビタミンB群が豊富な食材には、
- うなぎ
- レバー
- いわし
- うずらの卵
などがあります。
また、乾燥対策には ビタミンA(βカロテン) も効果的です。こちらは、
- うなぎ
- レバー
- モロヘイヤ
- にんじん
- ほうれんそう
などに多く含まれています。食事から意識的に取り入れてみましょう。
3)スキンケアでターンオーバーを整える

乾燥を防ぐには、やはり保湿が欠かせません。
乾燥が進むとターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下し、さらに肌トラブルを悪化させる悪循環に陥ってしまいます。
暴飲暴食で疲れた胃腸を休ませつつ、栄養を摂り、スキンケアで外側からもサポートすることが大切です。
特に重視したいのが「洗顔」と「洗顔後の保湿」。洗顔後の肌は皮脂が少なく無防備な状態のため、そのまま放置すると一気に乾燥が進みます。
化粧水や保湿クリームをできるだけ早めに塗布して、肌の水分を守りましょう。
まとめ

お肌は人間の体を覆う最大の臓器であり、紫外線やウイルスなど外部の刺激から私たちを守ってくれる大切な存在です。
その一方で、季節や天候、エアコンの使用など日常の環境変化に影響を受けやすいデリケートな部位でもあります。
今回の記事で分かったように、お肌は暴飲暴食によってもダメージを受けやすいもの
。年末年始やお盆、宴会シーズンなどは生活リズムが乱れやすく、乾燥や不調が一気に表れやすい時期です。
そんな時には、
- 胃腸の調子を整える
- お肌に良いビタミンを摂取する
- ターンオーバーを整えるスキンケアをする
この3つのステップで内側と外側からアプローチし、乾燥ダメージをしっかりリカバリーしていきましょう。
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