肌荒れやむくみの原因は骨盤?ゆがみ改善でキレイをサポート

骨盤がゆがむと血流が滞り、代謝が低下することで、肩こりや腰痛、下半身太り、O脚など足のゆがみにつながるといわれています。
さらに骨盤のゆがみはお肌にも影響し、代謝の低下によって老廃物が排出されにくくなり、美肌に欠かせないターンオーバーが乱れてしまいます。
その結果、吹き出物やニキビ、乾燥肌などさまざまな肌トラブルを引き起こす原因となるのです。

骨盤のゆがみは女性に多い悩みとされていますが、男性にも見られます。
特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、骨盤のゆがみの影響が大きく現れやすい傾向があります。

骨盤がゆがむ原因

骨盤は家に例えると「土台」のような存在です。
重い頭や上半身を支える背骨、体のバランスをとる両脚、その中心に位置するのが骨盤です。
全身をまっすぐに保つために欠かせない部位であるため、この骨盤がゆがむと体全体にさまざまな不調があらわれます。

骨盤がゆがむ主な要因には、妊娠や加齢、腰まわりの筋力低下などがありますが、日常生活の中にもゆがみを引き起こす習慣が潜んでいます。

  • 姿勢が悪い(猫背・反り腰など)
  • 足をよく組む
  • 片足に体重をかけて立つ

こうした習慣を続けていると、体の左右の筋肉バランスが崩れ、土台である骨盤がゆがんでしまうのです。
これは、長時間立ちっぱなしや座りっぱなしといった姿勢でも同様に起こり得ます。

骨盤のゆがみは肌荒れの原因

骨盤がゆがむと、その内側にある内臓が圧迫されて血流が悪くなり、内臓の働きが低下します。
その結果、栄養が全身に行き渡りにくくなり、美肌に欠かせないコラーゲンが不足したり、ターンオーバーが滞る原因となります。

肌の水分保持力が低下すると乾燥が進み、小ジワやたるみにつながります。
また、ターンオーバーが乱れると古い角質が肌に残り、ニキビ・吹き出物・シミなどの肌トラブルを引き起こすことに。
さらに血流の悪化はむくみを招き、さまざまな肌悩みの要因となってしまいます。

体の不調も骨盤のゆがみが原因

骨盤は体を支える土台のため、ゆがむと全身のバランスが崩れ、さまざまな不調につながります。
代表的な症状としては以下のようなものがあります。

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 頭痛
  • 手足のむくみ
  • 冷え性
  • 下半身太り
  • 便秘
  • 足首・膝・股関節などの関節痛

特に下半身の不調が多く見られ、骨盤のゆがみにより足の長さに差が出ると、歩行にも影響が及びます。
さらに、内臓が本来の位置から下がってしまうことで、ぽっこり下腹の原因にも。

代謝の低下も起こるため、肥満につながるケースも少なくありません。
ダイエットを考えている方は、まず骨盤のゆがみにも目を向けることが大切です。

骨盤がゆがんでいるかチェックする方法

骨盤のゆがみは自覚しにくく、外見だけでは判断が難しい場合が多いです。
ただし、次のようなサインがある場合は、骨盤のゆがみが疑われます。

  • スカートを履くと、歩いているうちに回ってしまう
  • 靴擦れしやすい
  • 靴底が片方だけ極端にすり減る
  • 片足だけ疲れやすい、またはひざに痛みを感じる

こうしたサインがある場合、以下の方法でセルフチェックを行うことができます。


チェック方法 1

  1. 真っ直ぐに立ち、両足の間を10cmほどあける
  2. 目を閉じて、その場で20回以上足踏みする
    → 元の位置から20cm以上ずれていたら、骨盤がゆがんでいる可能性があります

チェック方法 2

  1. 仰向けに寝て、両足をまっすぐ伸ばす
  2. 全身の力を抜き、かかとの間をこぶし1つ分ほどあける
    → 左右の足の長さが異なる場合、骨盤のゆがみが考えられます

チェック方法 3

  1. 仰向けに寝て、両足をまっすぐ伸ばす
  2. 全身の力を抜き、かかとの間をこぶし1つ分ほどあける
    → 左右のつま先の開きが均等でなく、どちらかに傾いている場合も骨盤のゆがみが疑われます

骨盤のゆがみを予防・改善する方法

骨盤のゆがみは、腰まわりの筋肉が衰えることで起こりやすくなります。
そのため、予防・改善のためには 筋肉をしっかりほぐし、鍛えること が大切です。

市販されている骨盤矯正用の下着やグッズもありますが、治療以外で腰やヒップまわりを長時間圧迫すると、かえって血流やリンパの流れが悪くなる場合があります。
骨盤のゆがみを防ぐには、日常の習慣を見直し、軽いストレッチで自然に筋肉を整えることが理想的です。


おすすめのストレッチ

  • 腰回し運動
     フラフープを回すように、腰を左回り・右回りにそれぞれ20〜30回ゆっくり回す。
  • 膝抱えストレッチ
     仰向けに寝て片足の膝を曲げ、胸の前で抱えて5秒キープ。左右交互に行う。
  • 足首運動
     仰向けに寝て両足をまっすぐ伸ばし、かかとを床につけたまま、足首を交互に垂直・平行に動かす。

日常で気をつけたい習慣

  • なるべくヒールの高い靴を履かない
  • 椅子に座るときは足を組まない
  • バッグをいつも同じ側の手や肩で持たない
  • 座るときに体を片側へ傾けない

骨盤のゆがみは、肌荒れ・むくみ・肩こり・下半身太り・ダイエットの停滞 など、さまざまな不調の原因になります。
気になる症状がある方は、まずは毎日の生活に簡単なストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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