化粧品でシワを撃退。自分で出来る3つのタイプ別シワ対策。

化粧品でシワは軽減はできます

年齢とともに気になり始めるシワ。

ひとくくりにシワと言っても、実はいろいろなタイプのシワがあるってご存知でしたか?

シワのタイプによって、原因や対処法が違ってくることも。

タイプ別シワのできる原因と、化粧品によるスキンケアでシワを軽減する方法について説明していきます。

シワの種類には3つのタイプがあります

シワには大きく分けて、【乾燥ジワ】【表情ジワ】【真皮ジワ】の3種類があり、シワの種類によって解決の方法が違ってきます。

1)乾燥ジワ(小ジワ・ちりめんじわ)

悩んでいる人が一番多いタイプのシワです。

乾燥からくる比較的浅い【表皮】にできるシワで、

  • 角質層の水分量が足りていない。
  • 新陳代謝が低下し、古い角質がたまった。

などで起こり、特に皮膚が薄く皮脂腺も少ない、目元や口元に多く見られます。

主な原因は水分不足なので、丁寧に保湿することで改善します
お手持ちの保湿化粧品でしっかりとお肌を潤しましょう。

朝晩2回の保湿だけですと日中の乾燥に対応できませんので、化粧直しの時などにミスト化粧水を活用するなど、こまめに保湿するのも効果的です。

急なダイエットや体調不良などで血行が滞ったり皮脂腺の活動が低下してしまったりしたときにも、シワができやすくなります。

ビタミンやたんぱく質をしっかりと摂取し休養を取るなどして体調を整えましょう。

小じわ対策に必要な3つの『キーワード』と『食習慣』チェック。ハリのはる肌へ

乾燥ジワは放っておくとシワが深くなり、表情ジワや真皮ジワまで悪化してしまうこともあります。
気づいた時にきちんとケアしていくようにしましょう。

乾燥ジワは化粧品での保湿で改善を図ることが可能ですが、表情筋が凝り固まってできてしまったシワには別のアプローチが必要です。

2)表情ジワ

表情ジワとは、その名の通り笑う・怒るなどの感情を示す際に無意識に眉間や額・目元などの皮膚が寄ってできるシワを指します。

年齢を重ねるにつれてハリや弾力が低下すると、寄った皮膚が元に戻りづらくなり、シワとして定着してしまいます。

シワが深くなると、自分では無表情でいるつもりでも眉間や口元に定着してしまったシワのせいで不機嫌に見える、などのお悩みがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

表情ジワを改善するには保湿が必要なのはもちろんのこと、表情筋を柔らかくほぐすことが必要です。

一言で「表情筋を柔らかくほぐす」と言っても、40個以上ある表情筋を理解し意識的にリラックスさせたり逆に動かしたりするのは至難の技。

表情ジワには一般的に、ボトックスが有効とされており、その他の治療方法としては、ヒアルロン酸の注射やレーザー治療などもあります。

これらの治療法は皮膚科や美容皮膚科などで施して貰えますが、デメリットもしっかりと理解した上での施術が必要になります。

自宅でもできるスキンケアとしては、化粧品の中にも直接シワに働きかける成分もあるので、後述します。

3)真皮ジワ

老化によって肌のコラーゲンやコラーゲンを支えるエラスチンが減少し、肌の弾力やハリが失われることでできる深いシワです。

紫外線のダメージによってコラーゲンが破壊されることも一要因とされています。

若いときに真皮に蓄積されたダメージが年齢とともに現れるので、日焼け止めをこまめに塗るなどのUVケアは早いうちから行いましょう

ほうれい線や首元のたるみ、また表情ジワがすすむと真皮ジワになります。

加齢によるコラーゲンとエラスチンの減少が原因と言われていますので、化粧品でアプローチするのは困難ですが乾燥ジワ・表情ジワと同様に保湿をしっかりと行うことで軽減していくことは可能です

同時にコラーゲンやエラスチンを体内で生成するために必要な栄養素

  • リジン(牛乳、チーズ、鶏肉など)
  • トリプトファン(肉、魚、卵、大豆製品などたんぱく質など)
  • ビタミンC(赤ピーマン、ブロッコリー、パプリカなど)
  • プロリン(豚肉、大豆など)
  • ミネラル(海藻類、キノコ類など)

などを積極的に摂取しましょう。

コラーゲンやエラスチンそのものを摂取しても、そのまま肌のコラーゲンやエラスチンになるわけではありません。

それよりも、コラーゲン・エラスチンを体内で作るために必要な栄養素を摂取したほうがより効率よくお肌のハリを回復してくれます

植物由来の塗るボトックス配合の化粧品で、表情ジワにアプローチ

表情ジワの項目でお伝えした、表情ジワに自宅でアプローチできる方法を見ていきましょう。

表情ジワを改善する為にはボトックスが有効と言われていますが、そのボトックスに似た効果のある化粧品成分があります。

ボトックスとは

まずはボトックスとは何かを確認していきましょう。

ボトックスとは、表情ジワなどの筋肉の収縮が原因で定着してしまったシワに有効な治療法です。

シワを作る原因となる筋肉の緊張やこわばりを解消するために、ボトックスを気になる部分に直接注射し、神経に作用することで一時的に筋肉の動きを弱めます。

筋肉の動きを弱めることで、表情を作った時に余計なシワが入ることなく、注射後3日から1週間ほどでシワが軽減されるのが実感できます。

ボトックスを注射すると、周辺の筋肉の動きが止まってしまうので、効能が出始めてからそれに慣れるまでは
表情を作りづらかったり、意図しないところまでが突っ張ってしまうなどの違和感を伴うこともあります。

効果の持続期間は個人差がありますが、だいたい3ヶ月程度で中には4ヶ月から半年ほど持続することもあります。

メリットとしては

・表情ジワなど、深く皮膚に定着してしまったシワを取ることができる

・今あるシワの軽減だけではなく、今後できる表情ジワの予防もできる

・切開してシワを取るタイプの施術と比べてお手頃な価格で受けられる

・施術の所要時間が短く、ダウンタイム*がほとんどないため手軽に受けられる
*ダウンタイム……美容整形などの施術による腫れや赤み、むくみやあざなどが正常の状態に回復するまでの時間のこと

デメリットとしては

・目の周辺への注射で眼瞼下垂になってしまうことがある

・筋肉の動きが減るので、表情を作りにくい・無表情に見えることがある

・施術を受ける医院や価格、種類、医師の技量によって出来栄えが左右されることがある

などが挙げられます。

施術を受ける際にはメリットやデメリット、効果や持続期間などを確認し、納得した上で受けるようにしましょう。

ボトックスは継続してこそ、表情ジワを取るという本来の効果を発揮します。

効果がなくなる前に次のボトックスを注射していくのが一般的なので、だいたい3〜6ヶ月に1回のペースでの施術が望ましいとされています。

ホトックスは副作用なども少ない施術ではありますが、やはり直接肌に注射をするのは抵抗がある方や、継続するには価格が気になる方もいらっしゃるかと思います。

そういった方には、アルジレリンという成分が配合されている化粧品がおすすめです。

植物由来のボトックス、アルジレリン

近年、『塗るボトックス』としても注目を浴びているアルジレリン。

ボトックスとはボツリヌス菌から精製された薬剤の名前を指しますので、アルジレリンは正確にはボトックスではありませんが、ボトックスに類似した働きをしてくれます。

アルジレリン

アルジレリンは、ボトックス注射が法律で禁止されているスペインでボトックス注射の代わりとして開発されました。

植物由来の成分で、シワの改善・小顔効果のある、ボトックス注射に似た働きをするペプチドの一種です

筋肉の収縮にはカテコールアミンという神経伝達物質が放出されることで起こるのですが、アルジレリンを塗ることでこのカテコールアミンの過剰な分泌が抑えられます。

カテコールアミンの過剰分泌が抑えられると、筋肉の緊張がほぐれ表情ジワが軽減されるのです。

ボトックス注射と違って、失敗してしまうなどのデメリットがなく、気になる表情ジワなどを目立たなくさせることができます。

基本的には塗るだけですので自宅で簡単にできますし、もちろん痛みや、表情筋が必要以上に動かなくなるなどの副作用はありません。

また、ボトックス注射にくらべると安価で取り入れ、続けることができます。

強いてデメリットと言うならば、肌表面に塗る化粧品ですのでボトックスと違って効果が現れるまでは1ヶ月〜3ヶ月程度続ける必要がありますが、普段のお手入れと思えば苦もなく続けやすいのではないでしょうか。

表情ジワは保湿成分などで肌をふっくらさせるだけでは改善が望めませんので、化粧品で表情ジワにアプローチする際には、アルジレリンが配合されているものを基準に選びましょう。

アルジレリンは美肌に効果的と言われるペプチド(コラーゲンの元。アミノ酸でできている)の1つですが、他にもマトリキシルやリジンなど、シワに働きかけるペプチドが高配合されていると、相乗効果が期待できます。

  • マトリキシル…分子量が非常に小さく、表皮の奥まで浸透するマイクロコラーゲン。
  • リジン…若さを維持する。顔から首にかけてサイドラインのハリを保ち、横顔を若々しく見せる。

その他には、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿に特化した成分が一緒に配合されているものを選ぶと、表情ジワ以外のしわにも効果が期待できるので一石二鳥ですね

使用する際には、目元や口元、眉間だけではなく、首のシワなど年齢の出やすい部分にも使うと全体的に若々しい印象を得られます。

目の周りに使う時は、目尻を軽く持ち上げるようにして薬指の腹でそっと押さえるようにして保湿剤をなじませていきます。

この時に、シワの溝にしっかりとクリームが行き届くようになじませましょう。

強く引っ張ったりこすったりするのは厳禁。

余計にシワが増える原因になります。

お顔のシワを気にする方は多いかと思いますが、首も年齢が出やすい部分。

日本人は欧米人に比べてネックケアを習慣にしている人がとても少なく、首の縦じわ・横ジワには年齢が顕著に出てしまいます。

首元も一緒にケアすることで、顔全体が若々しく見えますよ。

まとめ

何かとひとくくりにしがちなお顔周りのシワにも、シワの原因によって対処法は違うもの。

  • 乾燥ジワにはとにかくしっかりと丁寧に保湿を。
  • 表情ジワには、シワの原因となる表情筋にアプローチできる方法を。
  • 真皮ジワには、ハリの元となるコラーゲン・エラスチンを増やすような食生活を。

と、それぞれ違ったアプローチ方法で、ハリのある若々しい肌を目指してみてはいかがでしょうか。