年齢が出やすいデコルテや手を、若々しく保つための3つの大切なポイント

年齢が出やすいパーツの中でも、特に目につきやすい部分の悩みは早めに解消したいもの。

エイジングケアは、加齢とともに多くの方が抱える美容の関心ごとですよね。
顔でいえば、目尻のシワ・深くなったほうれい線・シミ・まぶたや頬のたるみなど、気になるポイントに合わせて毎日フェイシャルケアを行っている方が多いと思います。

ですが、年齢を感じさせるのは顔だけではありません。
デコルテのシワ、手の甲のシミ、肘や膝のくすみなど、ボディにも年齢サインは現れます。

ボディケアの基本はフェイシャルケアと同じですが、「そこまでお金をかけられない」「顔ほど丁寧にケアできない」と感じる方も少なくありません。
そこで今回は、ボディケアで“これだけは押さえておきたい”大切なポイントをご紹介します。

体の皮膚が老化する主な原因とは

まずは、年齢が出やすい部位の老化を早める原因について知っておきましょう。
改善ポイントに進む前に、根本的な理由を理解することが大切です。

体の肌表面の老化を招く最大の原因は「乾燥」です。
乾燥はシワ・シミ・くすみといったあらゆる肌トラブルを引き起こします。

では、なぜ体の皮膚は乾燥してしまうのでしょうか。主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 空調や季節の変わり目による空気の乾燥
  • 紫外線ダメージ
  • 摩擦
  • 加齢

晴れた日や強い日差しの季節には、顔や手足に紫外線対策をする人が多いと思います。
しかし、シワやシミの原因となる紫外線は、曇りの日や冬でも一年中降り注いでいます。

特にデコルテ(首の後ろを含む)や手足の甲は紫外線を受けやすいパーツ。
紫外線は肌のターンオーバーを乱し、皮脂バランスを崩して乾燥を進行させます。
乾燥がさらにターンオーバーの乱れを招くという、悪循環に陥りやすくなるのです。

紫外線の種類ともたらす影響

また、机に肘をつく、膝で床に触れる、タオルでゴシゴシ拭くなど、日常のちょっとした摩擦も乾燥を引き起こす要因です。
肘や膝がガサガサになったり、シミのようなくすみが出やすくなるのも、過度な摩擦による乾燥が関係しています。

ボディケアのポイントは「皮脂」と「保水力」

年齢が出やすい肌トラブルには、主に 「シワ・シミ・くすみ」 の3つがあります。
これらの原因に共通しているのが、 皮脂不足による肌の乾燥 です。

皮脂は、紫外線やほこりなどの外部刺激から肌を守り、肌内部の水分の蒸発を防ぐ役割を持っています。
健康な肌であれば、必要な量の皮脂が分泌され、みずみずしい状態を保つことができます。

しかし、生活習慣の乱れや乾燥の影響でターンオーバーが乱れると、新しい皮膚の生成が滞り、皮脂の分泌量も不安定になります。
結果として、乾燥・くすみ・シミ・ニキビ・毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。

さらに、皮脂の分泌量は加齢とともに減少します。
赤ちゃんの肌はもちもちで潤っていますが、高齢になるとシワや乾燥が目立つのは、この皮脂量の違いが大きな要因です。

そのためボディケアでは、 皮脂の分泌を整えつつ、肌内部の潤いをしっかり保つこと が、乾燥や年齢サインを防ぐ重要なポイントとなります。

ボディケアはお風呂の入り方でほぼ改善できる

フェイシャルケアでは洗顔方法が基本のひとつですが、ボディケアでも 体の洗い方 は非常に重要なポイントです。

年齢が出やすい部位は皮膚が薄い

デコルテ・手の甲・肘・膝に共通しているのは 皮膚が薄く、弾力が少ない ことです。
これらの部位は汗をかきにくく、皮脂分泌量も少ないため、肌内部の潤いも不足しやすく、乾燥の影響が出やすい場所です。

そのため、他の部分より 擦らず丁寧に洗うこと が大切です。
ボディタオルでゴシゴシ洗うと、垢と一緒に必要な皮脂や新しい皮膚組織まで落としてしまい、乾燥や肌トラブルを招きます。

また、熱すぎるお湯で体を流したり、長時間の入浴も皮脂を洗い流して乾燥を促進します。
シャワーは 38℃前後、湯船は 10〜15分程度 を目安に入ると良いでしょう。

デコルテは洗顔と一緒にケア

デコルテは顔の皮膚と繋がっているため、顔だけ丁寧にケアすると色味の差で白浮きして見えることがあります。
顔とデコルテの色に違いがあると、ファンデーションを塗った際に厚化粧の印象になりやすくなります。

またデコルテの皮膚は薄いため、ゴシゴシ洗うとシワができやすくなります。
デコルテを洗うときは、 洗顔のタイミングでたっぷりの泡を使い、優しく丁寧に洗う ことを心がけましょう。

正しい洗顔方法が肌トラブルを解決。美肌に導く3つのポイント。

手の甲・肘・膝はゴシゴシ洗わない

体の皮脂はシャワーや湯船で自然にふやけて落ちます。
皮脂汚れや垢は、ボディタオルで力を入れて洗わなくても、 泡で優しく洗うだけで十分 です。

特に手の甲や肘・膝など皮膚が薄い部分は、泡で軽く洗う程度に抑えましょう。
手の甲は1日に何度も洗う部分なので、洗いすぎると必要な皮脂も失われ、乾燥やシワ・シミの原因になります。
両手をゴシゴシ擦らず、たっぷりの泡でゆっくり丁寧に洗うことがポイントです。

肘や膝がゴワゴワしているのも乾燥が原因です。
力を入れて洗うと、肌のターンオーバーで作られた新しい皮膚まで剥がれてしまい、未熟な細胞が表面に出て保水力が不足するため、さらに乾燥を招きます。

そのため、ピーリングなどで無理に肌を削るよりも、 優しく洗ってしっかり保湿すること を最優先にしましょう。

保湿と紫外線対策の注意点

体の洗い方以外で、ボディケアで特に大切なのは 保湿紫外線対策 です。

保湿のポイント

保湿には、クリームやオイルなど 油分を含むアイテム を使うと効果的です。
油分は、乾燥の原因となる皮脂不足を補い、肌表面に膜を作って水分の蒸発を防ぎ、潤いを保ってくれます。

ただし、塗りすぎには注意しましょう。
一度にたっぷり塗ると、肌本来の皮脂分泌が弱まり、逆に乾燥を招く場合があります。
適量をこまめに塗ることがポイントです。

紫外線対策のポイント

紫外線は、曇りの日や冬でも一年中降り注いでいます。
肌内部のコラーゲンを破壊し、乾燥やシワ・シミの原因となるため、肌の老化を進めます。

紫外線対策は、 夏だけでなく一年中 行うことが大切です。
SPFやPAが高いものは肌への負担が大きくなるため、日常生活で浴びる紫外線には SPF・PAが低めでも十分防げるアイテム を使用すると良いでしょう。

特に デコルテ(首の後ろを含む)や手・足の甲 は日差しを受けやすく、目立ちやすい部位です。
服で隠れない部分には、しっかり日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。

エイジングケアは顔だけでなくボディも一緒に

エイジングケアといえば、どうしても 顔のほうれい線、目尻や額のシワ、目元や頰のたるみ、シミ などに意識が向きがちです。

しかし、 デコルテ・手足の甲・肘・膝 も年齢が出やすく、人目につきやすい部分です。
ボディケアを怠ると、せっかくのフェイシャルケアの効果も十分に活かせません。

入浴時の体の洗い方を工夫するだけでも、肌の老化防止につながります。
特に デコルテ は顔の皮膚とつながっているため、洗顔やフェイシャルケアのついでに優しくケアすると効果的です。

ボディも顔と同じように、乾燥すると シワ・シミ・たるみ などの肌トラブルが起こりやすくなります。

フェイシャルケアとセットで ボディケアも行い、全身の肌をみずみずしく保つ ことを心がけましょう。

ゴールデンジェリー(保湿美容ジェル) – プラスロン化粧品

肌の保湿やハリ・弾力アップを狙った、水溶性コラーゲンを活かした設計の保湿ジェル

油分を補い、肌の水分蒸発を防ぐ保湿ジェル。
付け心地はベタつかずサッパリなのでデコルテにも最適。
セラミド配合でバリア機能を高め、乾燥から肌をしっかり守ります。