あなたのニキビはどのタイプ?読めばわかる、種類別の原因と適切なケア方法

 ニキビ予備軍

ニキビは毛穴に角栓が詰まるところから始まる

分泌過剰になった皮脂と古い角質が混ざり合って、
角栓(かくせん)またはコメドと呼ばれるニキビの芯(しん)が、作られます。
この角栓が毛穴を詰まらせる主な原因です。

 

ニキビの状態は、症状の段階によって変化しますが、
大きく分けて【白ニキビ】【黒ニキビ】【赤ニキビ】【黄ニキビ】の4種類です。

白ニキビ

毛穴が詰まって出られなくなった皮脂が表皮の下で溜まっていき、
毛穴は閉じたまま溜まった皮脂が盛り上がって、
表皮から皮脂が白くポツンと見える状態が白ニキビです。

毛穴が詰まってしまう原因は、分泌された皮脂やファンデーションなどメイク用品・
洗顔料や洗髪料の洗い流しなどが挙げられます。

対処法

白ニキビは炎症がおきていないので、皮脂の管理を行い、
保湿を欠かさない正しいケアで比較的早く治ります。

正しい洗顔と保湿ケアを行いましょう。

どのタイプのニキビもですが、まずは洗浄力が強すぎる洗顔料・スクラブ入りの洗顔料は
ニキビの刺激になって悪化させてしまうのでNGです。

残念ながら、特にティーン向けのニキビ用の洗顔料とうたっている製品にこのタイプが多く、
洗浄力が強すぎるために必要な皮脂までも取ってしまいます。

このタイプの洗顔料は、洗った直後はさっぱりするのでついつい使用したくなりますが、
肌を守ってくれるバリア機能が働かなくなりますし、スクラブはニキビ肌に傷をつけるので
使用は控えるべきです。

固形石鹸やクレイ洗顔などで、合成界面活性剤が使われていない洗顔料を、
たっぷり泡立ててやさしく洗顔しましょう。

保湿にはなるべく油分を含まないオイルフリーのものが適しています。

ただし、保水力の少ない成分のオイルフリーのケア用品を選んでしまうと逆に肌の乾燥を招き
皮脂の過剰分泌につながります。

ヒアルロン酸やセラミドなど、肌表面に水分をしっかりと保水してくれる成分が
高配合されているものを選びましょう。

たっぷりと保湿させることは肌細胞の活性化を促し、自らの力で白ニキビを治してくれます。

白ニキビの段階では、毛穴の詰まりを圧出することで治りが早くなることがありますが、
自分では絶対に行わないで、必要があれば皮膚科で行ってもらうようにしましょう。

自分でやると、雑菌が入ったり傷がついたりして、ニキビが膿んで跡が残ってしまったりします。

白ニキビを早く治すためにも、絶対に潰したりしないでください。

黒ニキビ

毛穴が詰まって出られなくなった皮脂は、表皮の下で溜まっていき、
詰まった皮脂が毛穴を押し広げ、皮脂が空気に触れて酸化し黒く見える状態が黒ニキビです。

黒ニキビも白ニキビと同じく炎症がおきていないので、皮脂の管理を行い、
保湿を欠かさない正しいケアで比較的早く治ります。

対処法

こちらも、基本的には白ニキビと同じく正しい洗顔方法と保湿で解決します。

ただ、黒ニキビは白ニキビよりも頑固で、さらには化膿してしまう一歩手前とも言えます。

まずは黒ニキビを作らないこと。
また、できているのを発見したら、少しでも早めにケアをすることが大切です。

周囲が赤くなっていなかったり、膿が見えなかったりしたとしても、
痛みや痒みがあれば肌内部では炎症を起こしていることがあります。

決して自分で触ったり、圧出したりはしないようにしましょう。

赤ニキビ

毛穴がふさがると、皮脂を栄養にニキビ菌が異常増殖します。

ニキビ菌が皮脂を分解して生産する刺激性物質が炎症を起こし、
赤くはれ上がった状態が赤ニキビです。

赤ニキビは、溜まった皮脂にアクネ菌が繁殖して発生しますが、
背中や二の腕などの体にできる赤ニキビの場合はマラセチア菌によるものだと言われています。

どちらの菌も常在菌(体に住み着いている菌)なので、皮膚を殺菌して退治してしまおうというのは
その他の常在菌までも含めた菌のバランスを崩してしまうことになりかねません。

菌を退治することよりも、皮膚を健康な状態に保つことで
ニキビを出来にくくするよう心がけるべきだと考えます。

赤ニキビは炎症がおきています。
痛みはあまりありませんが、触ったりつぶしたりすると化膿してしまい、
炎症がおきて痛みが出る場合もありますので、炎症が悪化する前に皮脂の管理を行い、
保湿を欠かさない正しいケアをおこないましょう。

対処法

赤ニキビは炎症を起が起きているので、動物性のプラセンタエキスやグリチルリチン酸などの
抗炎症物質が配合されたケア用品がオススメです。

また、他のニキビ同様、油分を含んだケア用品は望ましくありません。

オイルフリーでしっかり保湿してくれるヒアルロン酸やセラミドが配合されている
ローションやジェル系のケア用品がオススメです。

ローションやジェル系なら安心、ということではなく、
ローションやジェル系のケア用品にも油分が使われていることも。

油分が配合されていると、必ずと言って良いほど合成界面活性剤も配合されており、
肌に余分な刺激を与えることがあります。

オイルフリーかどうかは、炎症を起こしてしまったニキビ肌には重要な見極めポイントですので、
『オイルフリー』の記載の有無や、成分表記をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。

黄ニキビ

赤ニキビの炎症が進むと黄色ブドウ球菌が繁殖して化膿し、
毛穴の周囲の組織が破壊され、ダメージが真皮層にまで及んだ黄ニキビの状態になります。

黄ニキビを潰そうと傷をつけたり、無理やり膿を出してしまったりすると悪化し、
ニキビ跡、いわゆるクレーターになってしまう可能性が高いので注意して扱いましょう。

痛みやかゆみがあるので触ってしまいがちですが、ニキビの中でも黄ニキビは
特に触ったり刺激を与えたりすることはNGです。

無意識に触ったりなどもしてしまいがちですが、そこはグッと堪えましょう。

対処法

洗顔時にこすることも、傷つけて悪化する原因になりかねませんので、
泡洗顔で優しく洗うことが必要です。

乾燥した肌は皮脂の分泌が増加しやすくなりますので、保湿をしっかり行ってください。

黄ニキビと同じく、保湿剤にプラセンタエキスやグリチルリチン酸などの「抗炎症成分」の
含まれたものを使うと早く治ることが期待できます。

動物性のプラセンタエキスは炎症を抑える作用があるうえに、
同時にニキビ跡が残りにくくなる作用もあるので、ニキビ跡が残ってしまいそうなほど
悪化しているニキビにはより一層オススメです。

また、黄ニキビが治っても色素沈着などのニキビ跡が起こってしまうことがあります。

ニキビ跡は、ターンオーバーが正常に働いていれば、
時間はかかりますが、薄く綺麗になっていきます。

ニキビが治っても、正しい洗顔と正しい保湿を習慣にして
ニキビを新しく作らない・ニキビ跡をなめらかにしていく肌を作っていきましょう。

まとめ

白ニキビや黒ニキビなど初期のニキビは、セルフケアで比較的早く治りますので、
発見したら赤ニキビや黄ニキビに発展しないよう十分気をつけましょう。

黄ニキビにまで発展してしまうと、治りにくくなりニキビ跡がのこるリスクも出てきますので、
黄ニキビを作らないようにしっかりケアしてください。

正しいケアを行っていれば、ニキビの初期症状も起きにくくなります。
そのうちに全体のニキビの数も徐々に減っていき、ニキビのできにくい肌へと改善されていくでしょう。