カサカサ肌に起こる9個のトラブル|保湿の重要性を再チェック

保湿はスキンケアの重要な要素です。

スキンケアで大切な工程が、保湿です。

保湿が大切というのはみなさんお分かりかと思いますが、
ではなぜスキンケアにおいて保湿がとても重要視されるのでしょうか?

  • そもそも、本当の『保湿』って?
  • 保湿ができないと肌はどうなるの?
  • どうやったら保湿された、うるおいの肌になれるの?

といった基本的なこととを、今一度再確認してみましょう。

肌の保湿とは、肌に水分が保たれている状態

カサカサ肌しっとり肌という言葉から連想されるように、
肌には水分が含まれていて、ある程度の水分量が保たれることは
肌の健康状態に大きな影響を与えています。

だからと言って、ただやみくもに水分を与えても
水分はすぐに肌から蒸発してしまいます。

ここいう【保湿】とは、適切な水分量が肌に保たれている状態のこと。

肌を保湿させるためには大きく分けると2通りの方法があります。

  1. まずは肌が健康で、自らの力で水分を蓄えることができる状態にする
    肌にはもともと、天然保湿因子(NMF)や角質間脂質と呼ばれる、
    水分を蒸発させないで肌内部に止めておくことのできる成分を有しています。
    アルギニンなどのアミノ酸や、最近よく耳にするセラミドなどがこれにあたり、
    水分の保持に一役かっています。
  2. 肌に水分を保持してくれる成分を含有したケア用品でサポートする
    健康な肌はNMFや角質間脂質のおかげでうるおいますが、
    肌はその日その時の体調やホルモンバランス、加齢や間違ったケアなどが原因で
    NMFや角質間脂質が不足してしまうことも。
    そんな時には、肌に水分を保持してくれる、ヒアルロン酸やセラミドなどが
    配合されたケア用品で水分を補います。

まずは自身の、水分を保持してくれる力を使うこと。
このためには日頃の、正しい生活習慣やスキンケアが求められます。

それでもうるおいが足りなくなってしまうことは往々にしてありますので、
その時には水分をしっかりと保持してくれるケア用品で
肌の健康をサポートしましょう。

気をつけたいのが、保湿とは『肌に水分が保持されてうるおっていること』であって、
クリームやオイルなどでペタペタしっとりしていることではないということです。

肌表面に油分があると、触った感じはしっとりしているのに肌内部は水分が足りておらず、肌トラブルが起こることが多くあります。

保湿は、肌に『水分』を保持させることを指しており、
油分は水分保持を助ける最低限の量のみが必要だということを
しっかりと再認識してください。

保湿されていない肌には何が起きるか?

肌に適切な水分量が含まれていないと起こるトラブルは、
簡単に分けただけでも9つもあるのです。

  1. 肌のバリア機能が低下する

    肌に水分を保持したり、肌を外界の刺激から守るバリア機能は、
    肌にしっかりと水分が蓄えられている状態で十分に働いてくれます。
    肌に水分が不足すると、このバリア機能は働かずに、
    ありとあらゆる肌トラブルに対抗する力が弱くなってしまいます。
  2. シワが増える

    水分が肌に蓄えられていると、肌内部でのコラーゲンの生成が活発になり
    肌にハリが出てきます。
    逆に水分が肌に足りていないとコレーゲンは生成されづらくなり、
    しぼんだ風船のようにシワができてしまいます。
  3. シミが増える

    実はシミは、肌の内側で常に生成されていますが、肌のターンオーバー機能で
    片っぱしから肌の外側へ送り出され、古い角質となって排出されます。
    それが、水分が不足することでターンオーバーが滞ると、
    シミが排出されずにそのまま肌表面に残ってしまうのです。
  4. 肌がくすむ

    肌のくすみには大きく分けて、血行が悪くなることで起こるくすみと
    肌が乾燥することで起こるくすみがあります。
    そのうち、保湿が足りないことで起こるのは乾燥によるくすみ。
    ターンオーバーがうまく行かず、皮膚が厚ぼったくくすんだ印象になります。
  5. 皮脂の分泌が過剰になる

    肌は皮膚を乾燥から守るために皮脂を分泌することで皮脂膜を形成します。
    肌に水分が足りていないと、乾燥から肌を守ろうと、
    過剰な皮脂の分泌が行われてしまいます。
  6. ニキビができやすくなる

    5番の皮脂の過剰分泌にくわえ、肌が乾燥すると毛穴の伸縮機能も滞り、
    過剰分泌された皮脂が毛穴の中に溜まってニキビの原因になります。
    また、肌が乾燥すると自己回復力も低下しますので
    ニキビが長引いて跡が残ってしまうことも。
  7. ターンオーバー(皮膚の生まれ変わりサイクル)の異変

    ターンオーバーは水分を十分に含んだ細胞が肌の奥から表面へせり上げられることで
    起きる、肌の生まれ変わりのことです。
    水分が不足するとターンオーバーの周期が遅くなり、
    バリア機能などの役割を果たして剥がれ落ちるはずの皮膚が角質層に溜まります。
    肌表面に溜まった古い角質は、乾燥や炎症、ニキビなどの肌トラブルを起こします。
  8. 肌のひび割れ

    肌の水分が失われ、乾燥が進むと感想性皮膚炎という炎症や湿疹の状態になります。
    ひどい痒みに肌をかいてしまうと、悪化したり、傷になってしまいます。
  9. 敏感肌

    肌の乾燥でバリア機能が低下すると陥ってしまうのが敏感肌です。
    敏感肌は、外部環境のあらゆるものに過敏に反応してしまい、
    ひどいと風や水ですらしみたり、赤くなってしまうことがあります。
    もちろん、ケア用品もしみてしまうので回復がなかなかしづらい症状です。

ほとんどの肌トラブルの根本的な原因は、肌の水分不足と言っても過言ではありません。

きちんと保湿された肌には自ら肌トラブルと回避する機能を持っているからです。

保湿って? どうすれば潤いのある肌になれるの?

上記からわかるように、保湿はプリプリのお肌をつくるというイメージ以上に
お肌を正常な状態へ保つという大切な役割をはたしてくれています。

しかし、間違ったケアや生活習慣、加齢、ホルモンバランスの乱れなどが原因で
肌の水分保持機能はたやすく低下してしまいます。

それでは、日頃のケアは何をすれば保湿されるのでしょうか?
重要なポイントは、洗顔・洗顔後のケアお肌の活性化です。

洗顔・洗顔後のケアと保湿について

洗顔

洗顔で大切なのは『いかに刺激を少なく余分な汚れを取り除くか』ということです。

まず洗顔の水はぬるま湯で。
30℃〜体温くらいの温度がベストです。

洗顔料は刺激の少ないものや、合成界面活性剤が含まれていないものを選びましょう。
洗った後に必要以上にさっぱりするものや、逆に汚れを落としたのに
肌に膜が張ったようなしっとり感のある洗顔料は、お肌への刺激が強い可能性があります。

洗顔料はしっかりと泡立てて、泡で包み込むように洗うこと。
洗顔料の泡立てに水や空気がしっかりと含まれないままだと、
洗顔料の濃度が濃すぎたり、手が顔の皮膚に触れて擦れ、刺激になってしまうことがあります。

洗顔後のケア

洗顔後はタオルで顔をこすってしまいがちですが、
これは肌にダメージを与えます。

顔を洗うと、古い角質や皮脂が洗い流されることで、洗顔後はお肌が無防備な状態になります。

ですから、洗顔後に顔の水滴をタオルでしっかりと拭ってしまうと
みるみるうちにお肌から水分が抜けて乾燥していってしまいます。

洗った後はタオルで軽くおさえるくらいにして、
少し水滴が残っているかなくらいの状態でケア用品を使うのがベストです。

肌質にもよりますが、そのまま放っておくと極端な乾燥状態や
その後の過剰な皮脂分泌につながる恐れがあります。

洗顔後や入浴後は、手早く保湿ケアができるように準備しておくといいですね。

乾燥に悩んでいる人の多くは、
油分の入った化粧品を使って乾燥を緩和しようとする傾向にありますが、
そもそも肌には皮脂という天然のクリームを分泌する機能が備わっています。

この皮脂という天然のクリームは、自分の体内から分泌されるものなので、
アレルギーやバリア障害などの問題がおきません。
まさに自分用に特別に調合された高級クリームのようなものです。

そこに化粧品で油分を補ってしまうと、本来必要な量よりも余分になってしまったり、
自分で皮脂を分泌する力を阻害してしまったりしかねません。

ですから、まずは一旦、油分を化粧品で補うことは我慢して、
水分を肌へ補う、本来の保湿をしっかりと行うことを心がけましょう。

おすすめはヒアルロン酸やセラミドなどの水分保持に長けた成分や、
プラセンタなどのバリア修復に役立つ成分が含まれている化粧水で
洗顔後できるだけ早く保湿することです。

保湿成分が乾燥を防いでくれますし、バリア修復成分が肌の機能を正常化へ導くことで
お肌が本来持つ力を活性化させてくれます。

お肌の機能が正常であれば15〜30分後には、特注の高級クリームとも呼べる皮脂が分泌されて
角層表面の「皮脂膜」でお肌の乾燥を防いでくれるのです。

お肌の活性化が保湿への道

お肌の潤いを保つのは、お肌の中にあるNMF(天然保湿成分)とよばれる水溶性成分で、
人工的にこれを合成する技術はまだありません。

乾燥したお肌の状態を分析すると、健康な肌と比較してNMFの量が著しく減っています。
これを人工的に補い、保湿を完了させるということはまだ出来ないということです。

お肌の機能が正常な状態であれば、十分なNMFでお肌は潤って保湿されます。
その結果、お肌のターンオーバーも正常に近づき、バリア機能も回復されるという
正常なサイクルへと戻っていくのです。

保湿を考える際には、まずお肌が正常な状態を保てる環境を整え、
お肌の活性化に注目し、お肌が本来持っている力を発揮して正常な状態になる
ということことをサポートすべきです。

長年、医療機関でも使用されているプラセンタは安全性も確率されているだけでなく、
スキンケアに求められるさまざまな効能を備えているのでおすすめです。