顔のシワ・たるみ・ほうれい線を改善する3つの方法

顔の深いシワ・たるみ・ほうれい線は、
すぐに目立たなくしたりメイクで隠したりすることができない、厄介な悩みですよね。

浅くて細かな小じわやちりめんじわの場合は肌の乾燥が原因で、初期段階のシワであることがほとんどです。
この場合は、十分な保湿と紫外線対策を行えば改善されます。

しかし、おでこ・眉間・目尻・目元・口元・ほうれい線・首など、
肌を引っ張らないと消えないような深いシワは、
老化による筋力の低下など、肌の表面ではなく肌の奥に原因があります。

シワ・たるみ・ほうれい線は見た目の印象を特に大きく左右するので、
実年齢よりも老けて見える大きな要因にもなります。

目元のたるみやほうれい線は10代・20代でも、
年代性別問わず気になって悩んでいる人も多いかと思います。

この場合、化粧品などで保湿するだけでは十分に改善することができません。

エステやボトックス注射などに頼る前に、自分でもできる改善方法をご紹介します。

まずは深いシワ・たるみ・ほうれい線の原因を知ることから始めましょう。

シワ・たるみ・ほうれい線の3大要因

深いシワ・たるみ・ほうれい線ができてしまう原因は、主に以下の3つになります。

  • 紫外線
  • 加齢による筋力の衰え
  • ストレス・睡眠不足・偏った食生活など

乾燥から引き起こるシワは、肌表面の水分不足が原因の比較的浅いシワ(小じわ・ちりめんじわ)になります。

深いシワ・たるみ・ほうれい線の場合、上記3つの要因が肌の奥にダメージを与えるため、保湿効果のある化粧品だけでは改善しきれないものになります。

紫外線が肌の衰えを加速させる

紫外線は体にとって必要な栄養素を作る役割を果たすため、一概に害悪とは言えません。
丈夫な骨を形成する上で、紫外線によるビタミンDの生成は欠かせない存在です。
日光を浴びないと、骨がスカスカになってしまうと言われるのは、上記の理由があるからです。

しかし、肌にとって紫外線は天敵とも言えます。

肌の奥にある真皮層のコラーゲンやエラスチンは、ハリや弾力を保つ役目をしています。

紫外線はこのコラーゲンやエラスチンを破壊してしまうため、
ハリや弾力が失われて深いシワやたるみなどを引き起こします。

日焼けで色黒な人にシワが多いのは、この原因が当てはまります。

筋力の低下がたるみを作る


体全体の筋力が加齢と共に衰えてくるのと同じように、顔の筋肉も段々と衰えてきます。
加齢以外にも普段生活する中で、姿勢が悪かったり猫背だったり、
表情筋をあまり動かさない場合でも、筋力が低下する要因になります。

それにより、口元や頰が垂れ下がってたるみになります。

また、顔の皮下脂肪は加齢とともに増えて重力で垂れ下がってきます。
それがたるみやほうれい線として現れます。

筋力の低下は深いシワやたるみの他にも、リンパや血流の流れにも影響を与えます。
リンパや血流の流れが筋力低下の影響で滞ると血行が悪くなり、肌がくすんだような状態になります。
これがくすみの原因になります。

ストレスや睡眠不足が肌トラブルの原因に

仕事や人間関係などのストレスや、
睡眠不足や偏った食生活など生活習慣の乱れは、
様々な肌トラブルを引き起こす原因になります。

ストレスや生活習慣の乱れは体全体の新陳代謝を衰えさせます。
また、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、美肌を保つのに必要不可欠。

新陳代謝が落ちたり、寝不足で成長ホルモンの分泌が十分でないと、
肌のターンオーバーにも影響が出ます。
ターンオーバーが乱れるとハリ・ツヤが失われて血行も悪くなり、
深いシワやたるみなど、あらゆる肌トラブルを引き起こします。

その他に、パソコンやスマホが原因になることも

紫外線・筋力低下・生活習慣の他にも、最近は誰もが扱うパソコンやスマートフォンがシワやたるみを招く原因になる場合があります。

パソコンやスマホを使う際、次のような姿勢で操作していませんか?

  • テレビやパソコンの画面を見ている時、前屈みになっている
  • 頬杖をついている
  • 下を向いてスマホを操作する

また、パソコンやスマホを操作している間はずっと無表情であることが多いと思います。

顔の筋肉が全く使われない状態でうつむいたり、
姿勢が悪い状態を続けると体が歪んだり首に負荷がかかり等、
筋肉の緊張状態が続くとやがて皮膚がたるみ、深いシワや二重アゴにもなります。

深いシワ・たるみ・ほうれい線を改善する3つの方法

小じわのように、保湿だけではなかなか改善できない深いシワ。
筋力が低下して頰や目の下、口元のたるみ。
たるみによって濃くなるほうれい線。

これらは肌の表面ではなく、肌の内側から改善しないと解消が見込めない、深刻な肌トラブルです。

表情筋を意識することが若返りのカギ


たるんだ二の腕やお腹を引き締めるためには、鍛えて筋力をつけることです。
顔のたるみも同じように、鍛えて筋力をつけることがカギになります。

顔の筋肉『表情筋』は動かさないとリンパの流れが滞り、むくみとなります。
その結果、たるんで深いシワやほうれい線として顔の表面に現れます。

普段から笑顔や口を大きく開けたりなど、表情筋を意識するように心掛けましょう。
頰を膨らませたり、目を大きく開けたり、口の内側から舌を使ってほうれい線を伸ばしたりすることも、表情筋を動かすのに有効です。

予防策・改善策に必須な化粧品

深いシワ・たるみ・ほうれい線を予防するのに必須なポイントは、2つあります。

  • 季節に関係なく、日中の紫外線対策をすること
  • 乾燥を感じたら、化粧水などで水分を補うこと

上記は簡単なようで、実は見落としがちな対策です。

すぐに始めたい紫外線対策

紫外線には『光老化』と呼ばれる現象を引き起こします。
光老化とは、長年浴びた紫外線によって深いシワやシミなどの肌トラブルを起こすことを言います。

一年中浴びている紫外線は、肌の内部にあるコラーゲンやエラスチン(肌に潤い・ハリ・ツヤを出している成分)を破壊してしまいます。
そのため、段々とハリや潤いを失って深いシワやたるみ、ほうれい線として肌の表面に現れてきます。

この紫外線は夏の強い日差しだけに限らず、冬でも曇りの日でも一年中浴びるものです。
日焼け止めに表記されているPA・SPF値は低いもので構わないので、最低でも外出時には通年、顔に塗ることをおすすめします。

シワ・たるみ・ほうれい線に効くスキンケア

スキンケアにおいて深いシワ・たるみ・ほうれい線に重要なことは、
肌の内部に不足している成分を補うことです。

エラスチンやヒアルロン酸などの保湿成分で『保湿させること』も大切ですが、
深いシワなどの改善に必要なのは、皮膚にハリを持たせる効果のある成分です。

ハリをもたらす代表的な成分は、以下の3つです。

  • コラーゲン
  • ビタミンC誘導体
  • レチノール

これらは肌のハリのもと、コラーゲンの生成を促して弾力をもたらします。
深いシワ・たるみ・ほうれい線の改善と予防のためにも、これらの成分を含んだ化粧品でスキンケアを行うとよいでしょう。
保湿も重要なので、乾燥を感じたら化粧水なので小まめに保水することも心掛けましょう。

また、紫外線対策や化粧水などによるお手入れを始めるのに、年齢は関係ありません。

若い頃に浴びた紫外線が、後々加齢とともにシミやシワとなって肌に現れてきます。
30代になって深いシワやシミなどの肌トラブルに悩まされる前に、
10代20代の内から日焼けや乾燥対策を心掛けておくことも大切です。

たるみ・ほうれい線に効くツボ

普段からなるべく表情筋をよく動かすことと言っても限度があります。
顔の筋肉を鍛えてリフトアップすることはなかなか難しいので、
たるみやほうれい線改善に効くツボをご紹介します。

ツボは湯船に浸かっている時やスキンケアで化粧品を顔に塗っている時など、
指の腹でゆっくり5秒ほど押さえるのがポイント。
押しながら擦ったり、ニキビや肌荒れが気になる上からは押さないように気をつけてください。

球後(きゅうご)

目尻と、正面を見た時の黒目との間の下にあるツボです。
目の周りの血流を良くし、むくみやたるみを解消します。

四白(しはく)

正面を見た時の、黒目の下から1cmほど真っ直ぐ下にあるツボです。
目の下のクマやたるみ、むくみを解消します。
パソコンやスマホなどでの疲れ目にも有効です。

顴髎(けんりょう)

目尻を真っ直ぐ下と、頬骨の下から横とで交わる部分のツボです。
血流を良くしてむくみをなくし、たるみの改善になります。
老廃物を流す効果もあることから、フェイスラインのアップや小顔効果も期待できます。

巨髎(こりょう)

正面を向いた時の黒目の中心から真っ直ぐ下と、小鼻の横とで交わる部分のツボです。
頰の中心よりやや内側にあります。
むくみを解消し、たるみやほうれい線の改善、リフトアップ効果があると言われています。

散笑(さんしょう)

ほうれい線上で、鼻と口の間辺りにあるツボです。
ほうれい線の改善やむくみによる二重あごを解消します。

地倉(ちそう)

口角の外側にあるツボです。
口元のたるみやほうれい線を解消します。
その他に、食べ過ぎを抑える効果があると言われています。

シワ伸ばしマッサージは逆効果

上記では誰にでもできる改善方法をご紹介しましたが、
よく見掛ける独自の「美顔マッサージ」にはご注意ください。

手やマッサージ器、カッサなどを使用してシワやたるみ、ほうれい線などをグイグイ伸ばすようにマッサージすることは逆効果になる場合があります。

強い力で肌の上に摩擦をかけたり皮膚を引っ張ったりすることは、
かえってシワを増やす要因になります。
たっぷりのマッサージジェルなどを使用して滑りを良くし、摩擦を最小限に抑える方法もあります。
しかし力加減がわからず皮膚を動かしてしまうため、あまり良い方法とは言えません。

どうしてもマッサージが気になる場合は、プロのエステティシャンの施術を受けたり、相談の上指導を行ってもらうようにしましょう。

また美顔器の中でも、電気の力で肌内部の筋肉に働きかけるタイプのマッサージであれば、
肌に美顔器を当てるだけで皮膚を直接動かすことがないので効果的です。
ただし、美顔器マッサージをやり過ぎるとやはり逆効果になり兼ねないので、
説明書の使用方法、使用時間、回数などは必ず守るようにしましょう。

深いシワ・たるみ・ほうれい線対策は常日頃から

深いシワやたるみは原因からわかるように、
年齢に関係なく誰にでも日常的に起こる肌トラブルです。

日頃から意識的に

『紫外線対策・よく笑って表情筋を鍛える・化粧品で補う』

の3点を心掛けることが大切です。
また、誰にでもすぐに始められる改善方法です。

ヒアルロン酸やボトックスなどの注射でシワを改善する方法もあります。
しかし、何度も注入をしなければならなかったり、失敗や副作用などの心配もあります。

まずは、自分でできる改善方法を常日頃から行うことから始めてみてはいかがでしょうか。